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立花宗茂のことがよく分かるかも知れない本の紹介(爆笑長っ 

小説 立花宗茂〈上〉 (人物文庫)小説 立花宗茂〈上〉 (人物文庫)
(2001/05)
童門 冬二

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どうでもいいけど立花宗茂って変換むずいわあ…。

年またぎで北方謙三の史記一巻読んでて、続き読みてぇって思って図書館行ってもいぜん返却されないもんだから
腹いせに日本の武将の歴史小説でも読んでやるわよ…!!って怒りに燃え滾りながらチョイスしたの。

どうせお固い書式で数ページ読んだらもう飽きるでしょって思ってたらどっこい、これがまた面白いのよ。
小説内での時系列がわりと、むしろめちゃくちゃなんだけど蛇足にならない程度に立花宗茂とその周辺関連の武将の可愛らしさアピールエピソードが堪能できる萌え本れす。

小説だからどこまで本当のことでどこからが脚色なのかわからないけど、夢をぶっ壊す表現してるわけじゃないからいいんじゃない?

個人的に宗茂少年期のあれこれをもっと掘り下げて欲しかった気もしたけど、それこそ蛇足になりそうだから栗と魚の話に絞って結果的によかったんじゃなかったかすら?きっと。

ここから感想本編。
関が原合戦で西軍に属したけど負けちゃって、家臣共々熊本の加藤清正の元で暮らしてたんだけどこのままじゃいけねえって思って京都に行ってそこで家臣の再就職場を見つける…ところで曖昧になってそこから回想シーンがずっと続いてるってのが上巻のあらすじ。

もう本当にかわいい。合戦に負けて領地も取り上げられて大名でもなんでもなくなった宗茂にみじめな思いを感じさせないために家臣が奮起して、宗茂は宗茂でそんな家臣の気持ちに薄々感づいてるからあえて殿様らしくふるまうとか。やべえやべえやべえやべえ。

回想シーンは、若干悲壮な対島津との合戦において実父の死とか色々あるけどどれも読み応えあり。当たり前だけど主人公側の武将は気持ちの良い描写が大目れすね。
で、そういう場合際立たせるためにわざと敵側を悪く汚く描写するのが常套手段なんだけど(注:下手くそな小説における)敵側も変に同情を持たせたりじゃなくてあくまでも当時の戦国武将として、人間としての美学的なものを嫌味なく表していて、いつ読み終えようか中断しようかって悩むぐらいに素敵小説だわ。

下巻も当然読みますからね。
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category: 一般小説

thread: 歴史・時代小説  -  janre: 本・雑誌

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